デンマークは人口540万人ぐらいのちいさな国です。
それなのにどうしてすばらしい家具デザイナーをたくさん輩出し、そして彼らは、時代を超えて愛されるすばらしい家具を
たくさん作り出すことが出来たのでしょうか?
デンマークに行く目的の1つがこの答えを見つけることでした。
それには学校で学ぶことも大切だが、デンマークの人々と同じ生活をすることで、すばらしいデザインを生む土壌を肌で感じ、
何らかのエッセンスのようなものを見つけ、それを自分のものにしたいと考えました。
すでに社会人だった私は学生生活よりも、働きながらデンマーク生活を送っていくことに興味が移っていきました。
ただ、どうやって生活をするのか?
大きな問題にぶつかりました。
働くためには、自分が一番得意なことをするのが良い方法だと思い、それなら家具を作ることだとごく単純に考えました。
働くのであればどこで働きたいか?
いうまでもなく一番好きな家具を作っている PP でした。
それからPPで働くための準備が始まりました。
まず、PPと連絡を取るためにパソコンを買いました。
当時私はまだパソコンを持っていなく、メールを使うこともインターネットでホームページを見ることも出来ませんでした。
パソコンでメールを送ることを学びながら、英語の勉強も再開しました。
もともと海外での生活にあこがれていましたので英語の勉強をすることはしていたのですが、目標が明確ではなかったため
中途半端な状態でした。
英語と同時にまったく未知のデンマーク語も勉強し始めました。
本やCDを買い、とにかく自分で勉強し始めました。
デンマーク人の多くのは英語が堪能です。ですから英語が出来れば3ヶ月という短期間であれば特に不都合はないはずです。
ですが私はデンマーク人がしているようにデンマークで生活をしたかったのです。
それには少しでも良いからデンマーク語を身につける必要があったのです。
少しずつではありますが私とデンマークとの距離が近づきつつありました。
デンマーク人が大好きなデンマーク国旗