滞在記
PP møbler
5、いざ デンマークへ!

当然のことながら、メールのやり取りだけで雇ってもらおうとは思ってはいませんでした。

ですから、まず自分の意思をPPに伝え、それから直接会いに行き、自分をアピールしようと考えたのです。

PPとのメールのやり取りをするうちに、いくつかのことがわかってきました。

デンマーク人の家具職人を目指す若者の中にもやはりPPで働きたい人がたくさんいて、ウェイティングリストなるものが存在すること。

日本人にもPPで働きたいとアポをとってくる人が多く、今まで3、4人の日本人が研修生としてPPに滞在していたこと。

そんなに大きな工場ではないので多くの研修生を一度に受け入れることは出来ないなど、、、。


メールでの、就職はできないというPPからの返事にも私はめげることはありませんでした。

今までやってきた仕事における自信がありましたので、PPはどれほどのものなのかというような強気な思いを持って

デンマーク家具研修旅行に参加しました。


 5月8日、成田からの直行便のSAS(スカンジナビア航空)に乗り込み、いよいよデンマークへ向かいます。

成田では特に参加者全員が集まることもなく、機内に入りました。

私の席は中央4席の左から2番目でした。

機内の誰が参加者なのか、まったくわからず、一人で参加をしていた私は、とりあえず右隣の男性に声をかけました。

するとやはり家具研修旅行の参加者ということがわかり、私はうれしくなり、興奮気味にいろいろと話をしました。

この男性はSさんと言い、ソファメーカー勤務の方で、

今後その会社でデンマーク製の家具を扱う予定があり、その為の下調べで来ているとのことでした。

もちろん彼自身でもデンマークの家具に非常に興味を持っていて、知識も豊富でした。

彼と話すうちに自分はまだまだデンマークについての知識がたりないなあと感じました。

その彼とはそれからとても親しくなっていき、今でもお互いのよき理解者になっています。


私の左側の席の人は、私より若い男性でした。

声をかけてみるとなんと、旅行中、私と相部屋の方でした。

この旅行では、一人での参加者のためにシングルルームを申し込むことが出来たのですが、

値段も高くなり、それほど相部屋にこだわっていなかった私は、他の参加者との相部屋を申し込んでありました。

その相部屋の人と隣り合わせの席だったとは、考えてみればごく自然かもしれませんが

事前に知らされていなかったので少しびっくりしました。彼はAさんと言いました。

旅行中この3人でよく行動をともにしました。初対面だったにもかかわらず私たちは非常に気が合いました。


彼らとの出会いが、この旅行に参加してのまず最初の幸運でした。



そしてPPへの熱い気持ちを持った私はいよいよデンマーク、カストラップ空港へ降り立ちました。

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デンマーク、カストラップ空港

カストラップ空港
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